透明を色で表現するのは難しい。多分、「自分の表現の公式」ができるまでは見え方=こう見えるはずというロジックと実際の環境光での見え方の間で揺すられ続けるのだと思う。
そう考えると怖い。やっぱりアートもサイエンスも若い頃に身につけておくのが得策だと思う。今日覚えたこと。
・色鉛筆は中間色を揃えるべし。セットものは色が強いので、微妙な表現に限度がある。
・固有色に関わらず、明暗はしっかりつけるべき。そうでないと「グレー」な絵になる。
・色を乗せるときは、固有色の補色でシャドー部分を塗る。ファンデーションだね。
・鉛筆は押し付けるのでなく、紙の凸凹を潰すように丁寧に。筆圧を強めるのではない。
1年後くらいにこの写真見て、ブログから消したくなるくらいになってるといいけど。
2017年8月31日木曜日
2017年8月30日水曜日
夜の帳
都会は空が狭い。夜の帳も当然の事ながらなかなか見ることができない。
地面からだと、こんな感じ。帰宅途中に車の薄明るいライトや切れかけた電柱の灯でも見えればまだ情緒はあるけど、LED化された今ではなんだかヘタなコンピューターグラフィックのような光景。
地面からだと、こんな感じ。帰宅途中に車の薄明るいライトや切れかけた電柱の灯でも見えればまだ情緒はあるけど、LED化された今ではなんだかヘタなコンピューターグラフィックのような光景。
2017年8月28日月曜日
開いてる時に見えなくて閉まっている時見えるもの、なーんだ?
シャッター看板もそうだけど、実は本の装丁もそうだと気づいた。本を読んでいる=開けている=時は見えないのだから。
写真は下北沢、早朝6時30分すぎ。店の宣伝になるかどうかはわからないけど、下北沢への帰属意識というか、街を自分のカラーにしたいという心意気は伝わってくる。いいね。
写真は下北沢、早朝6時30分すぎ。店の宣伝になるかどうかはわからないけど、下北沢への帰属意識というか、街を自分のカラーにしたいという心意気は伝わってくる。いいね。
2017年8月27日日曜日
穴場
都内の某博物館の屋上が好きだ。東京の空を独り占めしている気分に浸れる。
遠くに車や電車の走る音をかすかに感じながら、本を読んだり仕事のアイデアを出したり。自宅のウッドデッキの何十倍もある空間。いつまでもなくならないで欲しい。
2017年8月26日土曜日
情報量が少ない方がいい
パソコンの中の写真を整理していて見つけた1枚。母校の白黒写真。
ちょっとアングルが違うけど、カラーだとこれ。
カラーだと現在の風景として見えるのだけど、白黒だと通っていた30年前の風景が広がってくる。ハイキーなせいか、夏休み前後の風景がありありと蘇ってくる。実際に撮影したのは3月なのに。
不思議なことに、当時持っていたカバン、ブックバンドまで鮮明に思い出せる。ここで受けいてた社会学の授業の後によく食べていたマリンランチの味まで。
情報量が少ないから、脳内で補完しようとして、ここで記憶のインデックスが呼ばれるから色々思い出すのかな。時間が経ってからみる写真は実は白黒の方がいいのかもしれない。頭使うのでボケ防止にもなるかもしれないし(笑)。
ちょっとアングルが違うけど、カラーだとこれ。
カラーだと現在の風景として見えるのだけど、白黒だと通っていた30年前の風景が広がってくる。ハイキーなせいか、夏休み前後の風景がありありと蘇ってくる。実際に撮影したのは3月なのに。
不思議なことに、当時持っていたカバン、ブックバンドまで鮮明に思い出せる。ここで受けいてた社会学の授業の後によく食べていたマリンランチの味まで。
情報量が少ないから、脳内で補完しようとして、ここで記憶のインデックスが呼ばれるから色々思い出すのかな。時間が経ってからみる写真は実は白黒の方がいいのかもしれない。頭使うのでボケ防止にもなるかもしれないし(笑)。
駄目UI
テレビのリモコン、駅構内の案内表示と並ぶ駄目UIは・・・・そう、エレベーターのボタンです。閉めると開けるがわかりにくいというのもあるけど、それ以前に階数で表示するボタンがプリセットされているというのがおかしい。
入口が二階にあるケースだってあるだろうし、人は階数で判断するのでなく、目的で判断するというのを設計者は本当に知らないのだろうと思う。
入口が二階にあるケースだってあるだろうし、人は階数で判断するのでなく、目的で判断するというのを設計者は本当に知らないのだろうと思う。
それと、ボタンの形も全て丸で意味づけをしていない。ここまでくるともはや伝統工芸だと思う。日本製のものはUIを一切考えないというのを売りにすべきなんじゃなかろうか。
2017年8月25日金曜日
だから心に残る
渋谷にて。
鎧を着たビル、あるいはスペースシャトルの耐熱タイルの黒い部分みたいなビル。
何か特別な機能があるのかは知らないが、まあ目には付く。このアングルだと谷の下から少し仰ぎ見る形になるので、余計に印象的である。
紙の上で図面引いたのではなく、現地に実際に立ってパース作ったのだろうなあ、というのが容易に想像できる。最近のビルはデザインのためのデザイン、あるいは誰にも文句言われないように機能だけのデザインになっているのが多いと感じる。
こういう一見無駄なようで、でも考えさせるデザインはいいですね。機能とは全く関係しないデザインがあるというのも覚えておこう。
鎧を着たビル、あるいはスペースシャトルの耐熱タイルの黒い部分みたいなビル。
何か特別な機能があるのかは知らないが、まあ目には付く。このアングルだと谷の下から少し仰ぎ見る形になるので、余計に印象的である。
紙の上で図面引いたのではなく、現地に実際に立ってパース作ったのだろうなあ、というのが容易に想像できる。最近のビルはデザインのためのデザイン、あるいは誰にも文句言われないように機能だけのデザインになっているのが多いと感じる。
こういう一見無駄なようで、でも考えさせるデザインはいいですね。機能とは全く関係しないデザインがあるというのも覚えておこう。
2017年8月24日木曜日
灯台下暗し
自宅から60㎞も離れているから灯台下暗しではないのだけど。
道志みちのハイスピード朝練軍団や爆音軍団が嫌だというのと、最近の悪天候のせいで路面コンディションがいまいちのことが多いということから、山梨ツーリングブームが一段落してしまった。
代わりに埼玉方面、特に299号沿いにノンビリ走るのがマイブームになっている。仕事目線で、バイクで町おこしで有名になった小鹿野町をじっくり見たいというのもあるのだけど。
しっとりと枯れた街並みは昭和の雰囲気、それも高度経済成長期の活気がそこかしこにまだ残っているような感じで、東京の下町界隈とはまた違う魅力がある。
羊羹で有名な和菓子屋さん、バイクを展示していて有名なカフェ、焼きそばで有名な食堂はクリアした。いずれもとてもいいお店。居心地がよくて、一人でぼんやりすごしたいところ。カフェで撮った手作り地図を見ていたら、随分見逃しているお店が!
グーグルマップで自分で見回ったつもりだったのだけど、やっぱり自分で調べることは自分で知っていることをキーにするから、見逃しが出るんだよな。
今仕掛けているこういうレコメンドエンジンというか、エージェントはやはり必要だと再認識。
とりあえず、今週末は小鹿野に行こう。
道志みちのハイスピード朝練軍団や爆音軍団が嫌だというのと、最近の悪天候のせいで路面コンディションがいまいちのことが多いということから、山梨ツーリングブームが一段落してしまった。
代わりに埼玉方面、特に299号沿いにノンビリ走るのがマイブームになっている。仕事目線で、バイクで町おこしで有名になった小鹿野町をじっくり見たいというのもあるのだけど。
しっとりと枯れた街並みは昭和の雰囲気、それも高度経済成長期の活気がそこかしこにまだ残っているような感じで、東京の下町界隈とはまた違う魅力がある。
羊羹で有名な和菓子屋さん、バイクを展示していて有名なカフェ、焼きそばで有名な食堂はクリアした。いずれもとてもいいお店。居心地がよくて、一人でぼんやりすごしたいところ。カフェで撮った手作り地図を見ていたら、随分見逃しているお店が!
グーグルマップで自分で見回ったつもりだったのだけど、やっぱり自分で調べることは自分で知っていることをキーにするから、見逃しが出るんだよな。
今仕掛けているこういうレコメンドエンジンというか、エージェントはやはり必要だと再認識。
とりあえず、今週末は小鹿野に行こう。
2017年8月23日水曜日
気づいたら違和感しかない
昨年の初夏、箱根ターンパイクで撮影した1枚。早朝で空気も澄んでいて、遠くまで見渡せますね。遠くには富士山?らしきお姿も。愛車Ninja400もピカピカ。早朝のソロツーリングというのはいいですね。贅沢の極み。
さて、この写真で何か気づくことはありませんか?
ヒント:普段目にしているのと全く違うカラー
答え:ガードレールが黒
山口県のガードレールがオレンジだとか黄色だというのは割とよく知られた話だと思う。
ガードレールのレギュレーションは割とゆるくて、特にカラーに関してはガードレールだということがわかれば、環境に配慮した色も可能です。
しかし黒。これ、昼間だからいいけど夜間はどうなのだろうか。実は何か光るようなフレーク塗装がされていたりするのだろうか。
確かに黒以外だと難しそうではある。グレーだと却って目立ちそうだし、じゃあ青とか緑かというと、それも悪目立ちしそう。しかし黒か・・・迷った挙句の蛮行か英断か。
2017年8月22日火曜日
植物強し
九段下で打ち合わせ。
夏らしいことは何一つしていないので、せめてお堀の水面でも眺めながら歩くか、と思ってお堀沿いに移ったら・・・・
驚いた。一瞬、あまりに緑だったので何が浮いているのかわからなかったけど、花が咲いているのを見て蓮だと認識。調べたら毎年のことで、夏の風物詩のような感じらしい。
しかしこれ。満員電車とか休日のディズニーリゾートみたいで美しくはない。
少し人手で間引くわけには行かないのですかねえ。
2017年8月21日月曜日
写真写り問題
愛車GSX-S1000F。
最初に外で見かけたのは道志みちで、対面からブルーの個体だった。ビッグスクーターにしては勇ましい走り方してるな、と思ったらスポーツバイクで、バンクして走り抜けていく姿は格好良かったものの、遠目にはなんと不細工なバイクだと思った。
次に見たのがスズキワールドの展示車。斜め後ろから見たボディは独特でなんとも格好良く、ビッグスクーターに見えた顔も赤黒ボディなら文鳥ぽくって可愛い感じ。でも、少し斜め下から見ると実に精悍なデザイン。
これほど見る角度によって印象が異なるバイクというのも珍しいのではないか。石原さとみさんは動画で見ると大変綺麗だが、写真で見るとあれ・・・という感じの時が往往にしてある。これと同じか。そう言えば、「写真写り悪いね」というのは女子からは褒め言葉にはならないそうだ。実物が可愛いね!という風にはとってくれないらしい。どういう風に解釈するのか聞き出すことは空気的にできなかったのでロジックは未だにわからないけど。くわばらくわばら。
静的デザインと動的デザインってあると思うのだ。人の脳は色、動き、形の順で認識すると聞いたことがある。動いた時に目(脳)がトラッキングできる「カタチ」は動いていない時とだいぶ違うのだろう。どちらも両立できればいいのだろうけど、難しいね。
最初に外で見かけたのは道志みちで、対面からブルーの個体だった。ビッグスクーターにしては勇ましい走り方してるな、と思ったらスポーツバイクで、バンクして走り抜けていく姿は格好良かったものの、遠目にはなんと不細工なバイクだと思った。
次に見たのがスズキワールドの展示車。斜め後ろから見たボディは独特でなんとも格好良く、ビッグスクーターに見えた顔も赤黒ボディなら文鳥ぽくって可愛い感じ。でも、少し斜め下から見ると実に精悍なデザイン。
これほど見る角度によって印象が異なるバイクというのも珍しいのではないか。石原さとみさんは動画で見ると大変綺麗だが、写真で見るとあれ・・・という感じの時が往往にしてある。これと同じか。そう言えば、「写真写り悪いね」というのは女子からは褒め言葉にはならないそうだ。実物が可愛いね!という風にはとってくれないらしい。どういう風に解釈するのか聞き出すことは空気的にできなかったのでロジックは未だにわからないけど。くわばらくわばら。
静的デザインと動的デザインってあると思うのだ。人の脳は色、動き、形の順で認識すると聞いたことがある。動いた時に目(脳)がトラッキングできる「カタチ」は動いていない時とだいぶ違うのだろう。どちらも両立できればいいのだろうけど、難しいね。
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わからないことがわからないことがわからない(無限ループ)
人がわかっているというレベルを知ることはできない(答えが一つしかない、あるいは選択肢が少ない場合はそれを答えられたことでその設定レベルにあるということがわかるが)。 同じく、自分がわかっている(あるいはわかっていない)というレベルを人にわからせることもできない。逆もまた真なり。...