安藤百福発明記念館にて。
かの人の偉大さや分厚い人生についてはよく知られた話だが、生み出された製品のデザインやその変遷についてはさほど知られていない。
歴代の各商品のパッケージをじっくり見てきたが、容器の機能、意匠、ロゴもやはり素晴らしいものでした。カップヌードルのロゴも時代時代で微妙に変わっていて、これには驚いた。ヒット商品だからとあぐらをかくことなく、時代の空気を読んだ、あるいはリードするデザインとアップデートをきっちりしている。
宣伝も先端メディアや今のソーシャルに相当するであろう繁華街やテレビを使ってやっている。これらも全て含めてカップヌードルというブランドなのだと改めて思った。
カップヌードル以外でもヒット商品はたくさんあるけど、自分が見たこともなかったというのがこれ。
スパゲニー。イタリア製西部劇がマカロニウェスタンとか言われて人気があった時代というところで作られたのだろうか。なかなかいいデザインだと思う。文字色もイタリアンカラー3色で補色関係で用いている。
定番を少しだけアレンジするというのがモダンに見せるコツなのかもしれない。
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